毎月300エントリー書ければプロのブロガーになれるかもしれません。Technorati が blogworld で発表した資料が公開されているようです。「2009 State Of The Blogosphere: The Full Video From BlogWorld」がそうなのですが、この資料から実際のプロブロガーがどれくらいのエントリーを書いていて、収入源は何か、といった情報がわかります。
毎月300エントリーということは、毎日15エントリー書いているという値です。内容の濃いもの(論文みたいなもの)で、この数というのは無理でしょう。普通に考えると3テーマ程度に絞って、それを5ページに分割してエントリーする、といったようなことをしているはずです。しかも、各エントリーはかなり短めになっていると推測できます。
これは、現在の広告モデルは、いかにページビューが多いか、広告がどれだけクリックされたか、といった視点で評価されるので、その視点で高い評価がされるよう最適化する方向でブログエントリを投入していくはずだからです。
以前は静的コンテンツでも質の高い物について評価を高くしようという方向でしたが、いまやGoogle Rankingなどが役に立つコンテンツかどうかの評価指針として使われてしまっているため、「更新が頻繁にあること」「他サイトからのリンク数が多いこと」のような点に偏りすぎてしまい、どうみてもスパムでしかないサイトの方が目立つようになってきてしまいました。そんな中で、質の高いものを出して注目され続けるようにする、というのは難しそうです。ですから、自然と、質は低くても、とにかく早くだした方がいい、ということになるでしょう。
Twitterのような「つぶやき」という短文のエントリで頻繁に更新をPRするというのも、ネット上では有効なのかもしれません。エンジニア視点からすると、そういう軽めの作業は機会的にできるようにしたくなります。ですから、すでに、人工無能プログラムなどで、自動的にTwitterへエントリーを投稿して、とにかく知らない人の目にとまる機会を増やす努力をしている人とかが、たくさんいそうです。
考えてみると、購入行動を刺激する導入部分としてテレビのCMがあるわけですが、あれは15秒という短い時間で勝負をしています。そして、同じ内容を何度もテレビ視聴者へ提示しているのですから、Twitterでも同じようなことをするようになるのでしょう。「1時間に10エントリいれるとして、2エントリぐらい「宣伝つぶやき」をはさみこむ。」といった手法はすぐに思いつきます。
Technoratiの資料をみて、正直にエントリをコツコツと作るだけでなく、いろいろな宣伝手段も考えることができれば、プロのブロガーになれるのではないかと思いました。
